国際コンクール・首席オーディション級ヘ短調 〜 ヘ長調4/4 · Moderato assai ma molto maestoso (♩ = 84–92)

ラウニ・グレンダール – トロンボーン協奏曲 (第1楽章 Moderato assai)

Launy Grøndahl (1886-1960)
·20世紀北欧シンフォニック派(1924年)
主要テーマ五線譜&ポジション解析

冒頭テーマ試聴&替えポジション対照譜

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🎼 五線譜&メイン/替えポジション対照譜

五線譜上の音符をクリックすると試聴とスライド位置連動ができます

C4=L4基本Pos:替え/F管:ピッチ補正:F3P1—+2cG3P4—0c♭Ab3P3—0cC4P3Alt 6-14c♭Bb3P1—0c♭Ab3P3—0cF4P1Alt 4+2c

音響実戦・演奏技術マトリクス(小節別詳細)

小節別の音域スパン、テンポ、息とアンブシュアの音響的処方、最短替管ポジション戦略。

楽段と小節音域とスライド範囲拍子とテンポ音響的実戦処方と音色替管ポジション戦略
第1楽章:Moderato assai ma maestosoF2 – C5 (第1–6ポジション)4/4 · ♩ = 88北欧の雄大なロマンティシズム。胸背全体に深く息を吸い込み、堂々たるファンファーレを響かせる。高音D4は第4ポジションを活用し、オクターヴ跳躍時の腕のバタつきを抑える。
第2楽章:Quasi una Leggenda (伝奇風に)Bb1 – Ab4 (第1–6ポジ + F管)3/4 · ♩ = 54スカンジナビアの深い哀愁。ピアニッシモでも途切れない息の柱でチェロのように歌い上げる。低音C2・B1はF管レバーを使用。F管抜差管を適切に調整してピッチの低化を防ぐ。
第3楽章:ロンド (Rondo - Allegro)C3 – Bb4 (第1–4ポジション)2/4 · ♩ = 116躍動的なデニッシュ・ダンスのリズム。鋭く粒立ちの良いスタッカートと的確なスライド停止。軽快な主テーマは第1〜第4ポジション内に収め、腕のスタミナ消費を抑える。

作品の歴史的背景

デンマークの指揮者グレンダールが1924年にイタリア滞在中に作曲。北欧のドラマティックな情熱とイタリアの歌心が融合した20世紀最高の協奏曲の一つです。

オーディション・試験での重要ポイント

欧米および日本のプロオーケストラ首席オーディション本選で最も選ばれる協奏曲。圧倒的なダイナミクスレンジと表現力が求められます。

技術的フォーカス項目

冒頭ヘ短調テーマにおけるレーザーのように明確で重厚なフォルテッシモ発音第2主題(Dolce espressivo)での温かく柔らかな音色への転換ストレートミュート装着時のピッチ上昇(約15〜20セント)に対するスライド補正終盤の連続する高音B♭4・C5を吹き切るスタミナ配分

4ステップ実践練習ルーティン

1

深いブレスによる重音アタック練習

喉を締めず、口腔内を広く保った「Taa」発音で、楽器全体を共鳴させる練習を行います。

2

ミュート装着時のポジション確認

ストレートミュートを付けた状態で440Hz/442Hzチューナーを使い、普段より約1.5cm抜く感覚を確認します。

IMSLP パブリックドメイン原典楽譜&ポジション表印刷

IMSLP(国際楽譜ライブラリー)のソロ譜・ピアノ伴奏譜へ直接アクセス、またはA4ポジション早見表を印刷できます。

演奏と試験に関するよくある質問 (FAQ)

Q:冒頭のフォルテッシモで音が硬く割れてしまうのを防ぐには?
唇の力だけで鳴らそうとせず、あくびをするように喉の奥を開け、腹底からの太く温かい息でベルを鳴らし切ることが重要です。